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残存リスクと死亡リスクの関係明らかに

東京医科歯科大学、東北大学、千葉大学、ボストン大学、国立保険医療科学院との共同研究によるものです。口腔の健康とさまざまな全身の健康およびウエルビーイングとの関連は、これまでも数多く報告されているが、過去の研究では口腔の健康状態と単一の健康状態との関連を検証したもので意見が分かれる傾向にありました。そこでこの研究では口腔の健康状態と複数の健康、ウエルビーイングの指標との関連を同時に網羅的に検証しました。26市町村に在住する65歳以上の高齢者らをはじめとする32,827名分のデータを使用した結果、歯が20本以上ある人に比べて、20本未満の人は6年後の死亡リスクが10〜33%高く、身体的な機能障害のリスクが6〜14%高いことがわかりました。残存歯数が死亡リスクと強く関連することが明らかとなりましたが、歯が失われる過程(虫歯や歯周病など)での炎症も強く関係しているのではないでしょうか?

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