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2024.11.18
マウスの実験ですが人工的に歯周病にすると、足の筋肉である腓腹筋の萎縮に関係することが朝日大学の報告でわかりました。腓腹筋は歩くときに必要な足の筋肉の一つです。歯周病とロコモの関連なども以前から報告されていますが直接的に筋肉の萎縮に関与する報告が今回得られました。健康のためにウオーキング?口の中、綺麗ですか
2024.11.11
歯ごたえのある食物を噛めない、上手に飲み込めないといった子供が増えており、特に口唇閉鎖不全(お口ぽかん)は、虫歯や歯周病、鼻閉、アレルギー、歯並びの悪化など様々なトラブルの要因になっています。山口県歯科医師会とロッテは口腔機能の向上を目指し、山口県内44園の年長児約1300名を対象に園や家庭でのフーセンガムトレーニングを実施。唾液の量・咬み合わせの面積・舌の力・唇、舌、顎関節の運動機能などの複合的な因子で咀嚼能力を評価したところ、2ヶ月のトレーニングによる改善率が58・6%に達し、トレーニング以前は食事中にペチャペチャと咀嚼音をさせていた園児の過半数で、咀嚼音が改善。お口ポカンも44%改善、食べこぼし・睡眠時の口の開き・いびきについても40%以上が改善した結果となりました。これほほどの数値にはならないと思いますが成人でも同様の結果が得られると思います。もちろん歯を残すことにもつながります。気になる時はお気軽にどうぞ
2024.10.21
骨粗鬆財団によると、骨粗鬆症の患者は国内に約1590万人いると推計されていて、約7割が女性です。治療を受けているのは300万人程度にとどまっているとされています。歯科医院で撮影した歯のレントゲン画像に写る下顎の顎の骨の厚みや弱さを解析して骨粗鬆症のリスクを知る方法は以前からありましたが今回、朝日大学やメディア株式会社が開発したソフトでAI解析し、そのリスクをわかるようにしました。現在保険適応の申請も進めているようです。歯周病と骨粗鬆症の関係も知られていますが、知らずに進む骨粗鬆症を痛くなく早く発見して、骨折・寝たきりなどのリスクが下げられればいいですね。
2024.10.10
先日、令和4年国民健康・栄養調査の結果が厚生労働省から発表されました。気になった内容を一つ男性の30〜50歳代、女性の40〜60歳代といういわゆる働く世代は睡眠不足に野菜不足、男性は肥満、女性は飲酒が増加しているという結果でした。それで思い出したのが広島大学と名古屋大学の研究です。年齢は60歳以上と高齢者ですが3058人を調べたところ、嚥下機能が低下した高齢者は睡眠の質が低下し、飲み込む力を維持すると睡眠の改善や全身の健康につながる可能性について報告しています。食物などが誤って咽頭・気管に入る状態が誤嚥で、むせる、咳き込むといった症状が出てきます。肺炎の原因になるだけでなく、寝ている時にそうした症状が起こると睡眠の妨げにもつながります。年齢とともに嚥下機能が低下すると、睡眠中の嚥下制御はますます困難になり、睡眠の維持が困難になると考えられます。簡単な嚥下の検査もできますので気になった方はお気軽にお尋ねください。一般に虫歯や歯周病があると嚥下能力が下がることがわかっています。 歯を失う原因のトップはむし歯から歯周病に変わりましたがこの2大疾患で8割以上の歯が失われています。どちらも予防できる疾患ですのであきらめない様にしましょう。
2024.10.01
読書の秋、という方もいらっしゃるかと思います。私も本が大好きです。少し前に気になる記事がありました。子供の読む力が落ちている、という内容です。詳細は省きますが個人的には本や活字に触れる機会が減ったからではないかと思います。私は50歳ですが、子供の頃はスマホやネットなどもなく、ゲームもない環境でしたので本をよく読んでいた記憶があります。今でも本屋さんに行くとワクワクしますが残念ながら本屋さんはどんどん減っています。電子書籍も使用しますがやはりいろいろな本を手に取ってながめるのは独特の楽しみがあります。子供達が本に触れる機会を増やしたい、そんな思いから近々“子供読書室”をキッズコーナーにオープンします。詳細は後日お知らせしますが子供達が本に触れる機会に、親御さんがお子さんに読み聞かせできる場にできればとおもいます。現在150冊ほどの幼児〜児童向けの本が皆さんと触れ合うのを待っています。また、さらに本も増やしますので期待してください。
2024.09.09
東京医科歯科大学の報告です。歯周病による炎症は口のみならず全身へと炎症反応を波及させ糖尿病やアルツハイマー、そして関節リウマチといった全身性疾患の発症や増悪化との関連が指摘されています。しかしその増悪化のメカニズムが解明されていません。今回、歯周病菌の一つであるA.actinomycetemcomitansを用いて歯周病細菌による関節炎の増悪化のメカニズムについて解明しました。これにより、全身性疾患の治療法の確立につながることが期待されています。A.a菌も歯周病菌ですが代表的なP.g菌を使用していないので、さらに研究が進むことを期待したいと思います。
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一般歯科、小児歯科、歯周病、口臭、糖尿病、ホワイトニング、クリーニング(予防)、審美治療、矯正、かみ合わせ治療、インプラント、特殊義歯、健康検査《健康保険取扱い》