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2025.11.05
年とともに記憶力が・・・。調べてみました、歯周病と認知症についての知見。歯周病がアルツハイマー病のリスクを高める可能性が高いことを示した研究は多くあり、長寿医療生センターの報告では慢性歯周炎のある人は無い人に比べて認知機能の低下が明らかであることが、台湾の大規模調査では50歳以上の歯周病患者9291人と健康な人1,8672人を比較した結果、慢性歯周炎のある人はアルツハイマー病のリスクが1.7倍高くなったことが、またアルツハイマー病で死亡した患者の脳組織から代表的な歯周病菌であるP.g菌がもつ毒素が高頻度で検出されるのに対して正常な人の脳組織からは検出され無いという結果等などが世界各国で報告されています。脳には元々体の他の部分からの異物の混入を阻止する“血液脳関門”というバリアが存在します。老化や炎症などによりこのバリアに隙間が出来始めて歯周病菌などの異物が侵入・脳細胞に障害を引き起こすメカニズムが考えられています口の中、気になったらお気軽に当歯科室まで。検査相談は痛くも怖くもありません
2025.11.02
北海道大学の報告です。主要な歯周病菌であるP.gingivalisが血管のバリア機能を低下させ、腫瘍転移を促進させることが明らかとなりました。この菌は内毒素も持ちますがそれ以外にも全身の健康に対して重篤な悪影響を与えることがわかります.お口のチェック、お気軽にお尋ねください。検査相談は痛くも怖くもありません
2025.10.20
睡眠は健康に当然大切です。睡眠は短くても長くても良くないと現在は考えられています。短時間睡眠(4時間以下)では・免疫力の低下、風邪や感染症のリスクが高くなる・ホルモンバランスの乱れ、代謝の悪化により心疾患や糖尿病のリスクが増加・情緒不安定、うつ症状を引き起こすリスクが、長時間睡眠(10時間以上)では・血流悪化、エネルギー代謝の低下・短時間睡眠同様代謝の悪化により心疾患や糖尿病のリスクが増加・記憶力や集中力が低下し認知症リスクの増加が考えられています。2018年東北大が歯の本数と睡眠について研究しました。その結果、歯が全くない人は歯が20本以上ある人に比べて、短時間睡眠のリスクが1.4倍、長時間睡眠であるリスクが1.8倍高いことが、同様に歯が1〜9本しかのこっていない人でも短時間睡眠のリスクが1.3倍、長時間睡眠のリスクが1,5倍高いことがわかりました。口の健康が睡眠に与える具体的な影響として・歯ぎしりやくいしばり・口呼吸・睡眠時無呼吸症候群・唾液の分泌不足・虫歯や歯周病、顎関節症などによる痛みや不快感 が挙げられます。お口の環境チェック、お気軽に当歯科室までどうぞチェックは痛くも怖くもありません。
2025.10.03
ここでこれをお読みのあなた、今から30秒時間をください。30秒間で唾ごっくんの動作が(実際に唾が出なくても構いません)何回できるか測ってください。時計はありますか?それでは、スタートです。 何回できたでしょうか。3回未満のかた、残念ながら飲み込む筋肉が著しく衰えて誤嚥性肺炎等のリスクが上がっています。(誤嚥性肺炎を含む肺炎は癌などに続いて死因の上位です)でも大丈夫、飲み込む筋肉は鍛えることができます。筋トレです。え、筋トレ辛いし疲れるからめんどくさい。ご安心ください、辛さめんどくささと無縁の筋トレ方法があります。それがEMS(電気筋肉刺激)です。1日たった5分ほどで効果があります。近日、この機械を当歯科室の方が使えるように準備中です、使い方は呆れるくらい簡単です。期待していてください。お口の健康が全身の健康に寄与する。これが当歯科室のモットーですし、そのためにできることをどんどん取り入れます。もちろんお口の中の健康が大前提ですよ。
歯周治療を受けている糖尿病患者は人工透析への移行リスクが30%以上低い
2025.09.22
東北大学の研究報告です。糖尿病は日本だけでなく世界的にも患者数の多い疾患で、様々な合併症に繋がります。また、歯周病は糖尿病の危険因子の一つであり糖尿病の進行に影響を与えることがわかっています。今回、歯周治療と人工透析への移行リスクを99,273人のデータを用いて分析しました。分析の結果、歯科受診をしていない人と比較して、1年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で32%、半年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で44%、人工透析への移行リスクが低いことが明らかとなりました。お知り合いで糖尿病がある方がいらしたら、ぜひ歯周病の歯科受診を勧めてあげてください。その一言がその方を救います。当歯科室はこの地域数少ない歯周病認定医として歯周病治療・予防に力を入れています。
2025.09.08
口の渇きが気になる方も少なくないと思いますが唾液分泌の減少が認知機能に関係するかを調べた研究報告がありました、東京科学大学・明海大学の共同研究です。唾液腺を摘出し唾液分泌が減少したマウスを用いて認知機能テストを行った結果、海馬(記憶や空間学習能力に関わると考えられている脳の器官)に関連するスコアの低下が示され、唾液分泌量の減少が認知機能を低下させる可能性が示唆されました。臼歯を抜いたり削ったりして咀嚼困難な状態が学習能力や空間認知機能に影響を与える報告はされています、咀嚼が唾液分泌量増加に関係しますが唾液線を摘出しているので、本研究では咀嚼による影響はないと考えられます。咀嚼だけでなく唾液そのものが認知機能に関係するのでしょうか?口、乾いていませんか?飲み込みにくさ・ムセありませんか?当歯科室では唾液腺を鍛えるマッサージ、飲み込みの改善などもお伝えしています。お気軽にどうぞ
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診療科目
一般歯科、小児歯科、歯周病、口臭、糖尿病、ホワイトニング、クリーニング(予防)、審美治療、矯正、かみ合わせ治療、インプラント、特殊義歯、健康検査《健康保険取扱い》