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2025.10.20
睡眠は健康に当然大切です。睡眠は短くても長くても良くないと現在は考えられています。短時間睡眠(4時間以下)では・免疫力の低下、風邪や感染症のリスクが高くなる・ホルモンバランスの乱れ、代謝の悪化により心疾患や糖尿病のリスクが増加・情緒不安定、うつ症状を引き起こすリスクが、長時間睡眠(10時間以上)では・血流悪化、エネルギー代謝の低下・短時間睡眠同様代謝の悪化により心疾患や糖尿病のリスクが増加・記憶力や集中力が低下し認知症リスクの増加が考えられています。2018年東北大が歯の本数と睡眠について研究しました。その結果、歯が全くない人は歯が20本以上ある人に比べて、短時間睡眠のリスクが1.4倍、長時間睡眠であるリスクが1.8倍高いことが、同様に歯が1〜9本しかのこっていない人でも短時間睡眠のリスクが1.3倍、長時間睡眠のリスクが1,5倍高いことがわかりました。口の健康が睡眠に与える具体的な影響として・歯ぎしりやくいしばり・口呼吸・睡眠時無呼吸症候群・唾液の分泌不足・虫歯や歯周病、顎関節症などによる痛みや不快感 が挙げられます。お口の環境チェック、お気軽に当歯科室までどうぞチェックは痛くも怖くもありません。
2025.10.03
ここでこれをお読みのあなた、今から30秒時間をください。30秒間で唾ごっくんの動作が(実際に唾が出なくても構いません)何回できるか測ってください。時計はありますか?それでは、スタートです。 何回できたでしょうか。3回未満のかた、残念ながら飲み込む筋肉が著しく衰えて誤嚥性肺炎等のリスクが上がっています。(誤嚥性肺炎を含む肺炎は癌などに続いて死因の上位です)でも大丈夫、飲み込む筋肉は鍛えることができます。筋トレです。え、筋トレ辛いし疲れるからめんどくさい。ご安心ください、辛さめんどくささと無縁の筋トレ方法があります。それがEMS(電気筋肉刺激)です。1日たった5分ほどで効果があります。近日、この機械を当歯科室の方が使えるように準備中です、使い方は呆れるくらい簡単です。期待していてください。お口の健康が全身の健康に寄与する。これが当歯科室のモットーですし、そのためにできることをどんどん取り入れます。もちろんお口の中の健康が大前提ですよ。
歯周治療を受けている糖尿病患者は人工透析への移行リスクが30%以上低い
2025.09.22
東北大学の研究報告です。糖尿病は日本だけでなく世界的にも患者数の多い疾患で、様々な合併症に繋がります。また、歯周病は糖尿病の危険因子の一つであり糖尿病の進行に影響を与えることがわかっています。今回、歯周治療と人工透析への移行リスクを99,273人のデータを用いて分析しました。分析の結果、歯科受診をしていない人と比較して、1年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で32%、半年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で44%、人工透析への移行リスクが低いことが明らかとなりました。お知り合いで糖尿病がある方がいらしたら、ぜひ歯周病の歯科受診を勧めてあげてください。その一言がその方を救います。当歯科室はこの地域数少ない歯周病認定医として歯周病治療・予防に力を入れています。
2025.09.08
口の渇きが気になる方も少なくないと思いますが唾液分泌の減少が認知機能に関係するかを調べた研究報告がありました、東京科学大学・明海大学の共同研究です。唾液腺を摘出し唾液分泌が減少したマウスを用いて認知機能テストを行った結果、海馬(記憶や空間学習能力に関わると考えられている脳の器官)に関連するスコアの低下が示され、唾液分泌量の減少が認知機能を低下させる可能性が示唆されました。臼歯を抜いたり削ったりして咀嚼困難な状態が学習能力や空間認知機能に影響を与える報告はされています、咀嚼が唾液分泌量増加に関係しますが唾液線を摘出しているので、本研究では咀嚼による影響はないと考えられます。咀嚼だけでなく唾液そのものが認知機能に関係するのでしょうか?口、乾いていませんか?飲み込みにくさ・ムセありませんか?当歯科室では唾液腺を鍛えるマッサージ、飲み込みの改善などもお伝えしています。お気軽にどうぞ
2025.08.18
鹿児島大学の報告です。動脈硬化と歯周病の関連性について3年間のコホート研究を行いました。結果、歯周病の進行とアテローム性動脈硬化が優位に関連していることが示唆されました。潜在性のアテローム性動脈硬化を予防することで、歯周病の状態を改善できる可能性があると推測しています。すでに知られている研究報告では歯周病の炎症が動脈硬化を引き起こすことが報告されています。どちらが先に、というよりはどちらも複雑に絡み合っているということでしょうか。当歯科室では歯周病の治療・予防に特に力を入れています。お口の気になること、お気軽にどうぞ
2025.08.01
日本では、口腔がんは男性が女性の約2倍で、60~70歳代に多いという特徴があります。 発生頻度は全がんの約1%とそれほど高くはありませんが、罹患率、死亡率とも年々増加傾向にあります。口腔がんの治療において放射線治療は主要な治療法の一つですが、味覚障害、口腔乾燥などの副作用により日常生活に支障をきたします。広島大学の研究グループがラクトフェリンを用いた治療法より副作用を抑えて治療効果を高めるアプローチを発見しました。今後研究が進むと副作用の苦しさが少なく、安全にがん治療を行える手法が開発されると期待されます。もちろん当歯科室でも、歯肉を始めとしたお口の中の異常についても診ております。近年では歯周病と口腔がんの関連も報告されていますのでお口の健康、も意識してください。気になることはお早めに当歯科室までお気軽に。
住所
東京都文京区本駒込 4-48-3-1階
連絡先
TEL 03-5815-8806
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診 察 日
月曜日~土曜日
・9:00~13:00 ・14:30~19:00 ※土曜日は16:00まで
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
午後 14:30~19:00 | ○ | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
休診日
日曜日、祝祭日 及び 火曜日の午後は休診
診療科目
一般歯科、小児歯科、歯周病、口臭、糖尿病、ホワイトニング、クリーニング(予防)、審美治療、矯正、かみ合わせ治療、インプラント、特殊義歯、健康検査《健康保険取扱い》