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2025.05.19
国立長寿医療研究センターと大垣女子短期大学の研究グループによる報告です。 歯周病と認知症には深い相関関係がありそのため 口腔ケア(歯磨きだけでなく定期的な歯科検診を含む) 生活環境の改善 医療者の意識改善(かかりつけ医による歯科受診推奨、介護者による口腔ケア 本人、家族、医療や介護関係者における口腔ケアへの意識改善 が有効であるとしています個人的には効果があるのは認知症だけではないと感じていますがいずれにしましても、口から様々なバイキン・毒素が常に入りますので多くの方の意識が変わってくれれば、と思います。皆さんは大丈夫ですよ、ね?少しでも気になったらお早めに当歯科室まで
2025.05.07
皆さんは歯を磨くと思いますが一体何のために磨きますか?虫歯予防?歯周病予防?ですか。将来は脳梗塞予防を目的にやるのかもしれません。アメリカ・サウスカロライナ大学医学部精神学分野の研究によると、フロスを週に1回以上使う人は、使わない人に比べて脳梗塞(虚血性脳卒中)リスクが優位に低いことが25年の追跡調査で報告されました。その上で、本研究は、歯の健康に関わる特定の習慣が、脳梗塞リスクとその低下に関与し、今後の研究結果次第では“食事・身体活動・ニコチン・睡眠・BMI・血圧・血糖値・血中脂質というLife’s Essential 8に歯の健康習慣が加えられる可能性がある”と考察しています。1997年にアメリカではアメリカ歯周病学会が“Floss or Die(フロスするか死ぬか)”というスローガンを出したことを思い出しました。お口の健康、維持したいならお気軽に当歯科室までどうぞしっかり治したい、お口の健康大切にしたい、そんな方が多くいらしています。
歯周炎による炎症が老化を促進・各臓器でのフレイルを生じさせる
2025.04.18
藤田医科大学・慶應大学・東京歯科大学・東大の共同研究・歯周炎は炎症性老化を促進させる。 これにより認知機能障害、大腿骨骨密度低下、下腿筋力低下のフレイルを招いていた。 特に大腿骨は他の臓器より脆弱で、歯周炎が軽度で罹患期間が短くても骨密度が低下していた。 この骨密度の低下は歯周炎の治療をしただけでは回復できず、積極的な加療が必要であった。という結果がありました。大腿骨骨密度低下、筋力低下から転倒骨折、寝たきり、死亡という一連の流れは多く、口を健康にすることで防げるなら、防ぎたくありませんか?お口のこと、気になったらお気軽に当歯科室までどうぞ。もっと早くくればよかった、と よく言われます。
2025.04.02
東北大学顎口腔機能治療部で“子どもの歯磨き習慣と便秘の関係”という内容です。口腔細菌と腸内細菌叢の関連から、炎症性の消化器疾患では適切な口腔衛生管理が推奨されています。機能性便秘は幼児期によく見られる消化器疾患ですが、これまで毎日の歯磨きとの関連についての報告がなく、今回83,660組の母子を対象に解析を試みた結果、適切な歯磨き習慣がある群(1日2回以上)と比較すると歯磨きを毎日は行わない子供(一回未満/日)では慢性的な機能性便秘(3歳と4歳時の両方とも)になる確率が62%増加していました。口腔内の細菌が関係しているのかもしれませんが面白い視点の報告でした。ここで注意していただきたいのは不適切な判断や過剰な口腔ケアは逆効果になります。気になる場合はお気軽にお尋ねください。
2025.03.17
東北大学の報告です。 歯周病と糖尿病は互いに影響を及ぼし合い、症状を悪化させる可能性があることが報告されていますが、両疾患の併存状態による医療費の違いについては明らかになっていませんでした。 歯周病と糖尿病を併存している人では、両疾患がない人と比べて年間医療費が約1・3倍、約6万円高いことがわかりました。 糖尿病の治療において医科と歯科が連携し、情報共有や治療を進めることで、両疾患の症状の悪化の防止を通じて医療費の削減が期待されます。あなたのお口、綺麗ですか?歯石、取っていますか?気になった時はお気軽に当院まで。
2025.03.03
口腔機能が低下すると、食事などから適切な栄養摂取がしにくくなる為、口腔機能の低下は様々な疾患の要因になり得ることがわかっています。高齢者で発症リスクの高い大腿骨頸部骨折は、その後の寝たきり・死亡につながる命の危険に関わることがわかっています。口腔機能の低下による骨粗鬆症や姿勢保持力の低下が原因となることが知られています。今回、大阪公立大学大学院看護学研究科と大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターの共同研究です。75歳以上の高齢者190,998人を対象に歯の数と大腿骨頸部骨折発症の関連を検討した結果、歯の数が20本以下の女性は、歯の数が21本以上の女性に比べて大腿骨頸部骨折発症のリスクが約1・2倍高いことが明らかとなりました。男性は関連が認められませんでした。1・2倍が高く感じるかどうかは人それぞれですが先にも書いたように大腿骨の骨折は死亡につながる可能性があるので、そのリスクを少しでも下げたいものですね。歯を失う原因のトップはむし歯から歯周病に変わりましたがこの2大疾患で8割以上の歯が失われています。どちらも予防できる疾患ですのであきらめない様にしましょう。気になった時はお気軽にご相談ください
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診療科目
一般歯科、小児歯科、歯周病、口臭、糖尿病、ホワイトニング、クリーニング(予防)、審美治療、矯正、かみ合わせ治療、インプラント、特殊義歯、健康検査《健康保険取扱い》