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歯周病認定医だからこそ言える事

私はこの地域で数少ない日本歯周病学会認定・歯周病認定医かつ、かみ合せ認定医として大学の歯周病学分野在籍時より(今も在籍していますが)多くの歯周病の方を治療しています。そして多くの歯周病の方を診てきたからこそ感じる事があります。それは、歯周病で歯を失う方の多い事、歯周病で歯を失うと見た目だけでなく食事等も不自由が出てきます。
歯周病は年齢で発症するのではありませんし、治療・予防が可能です。歯周病を防いで歯を残すのに大切な事はなんだと思いますか。 現在歯周病・むし歯がある方も、早い治療のスタートが歯を多く残す事につながります。 一番大切なのは“歯周病を治そう、歯を残そう”と思って行動する事です。え、そんな簡単な事?と思うかもしれませんがそれがなかなか出来ない結果、歯周病が多いという現状につながっています。残念ながら虫歯も歯周病も放っておいても進行する事はあっても治る事はありません。 進行した歯周病は歯ブラシで治す事は出来ません!! それでもまだ様子を見ますか?? 歯周病の進行に関係するのが“歯石”です。そもそも歯石はプラーク(歯垢)が長い放置されたことでできる細菌の塊で、決して食べカスではありません。硬いので歯ブラシでは取ることができません。歯石は毒素を持っており、つくとそこから歯周病が進行します、歯周病は歯を失う原因のNO1ですが歯石の多さと歯周病の進行は、密接に相関しています。歯石が多い程歯周病が進行します。そして歯周病が進行するとますます歯石がつく・・という悪循環が始まります。では、歯石は単に取れば(取ってもらえば)いいのでしょうか?その答えは“いいえ”です。歯石は歯肉内部につくことで歯周病が進行します。歯肉内部に着いた歯石は目で確認することがしにくく、手の感覚などを頼りに術者の技術の差が大きく出ます。同じ歯に歯石とりを行っても上手い人が行えば歯石が取り除かれ歯周病が治りますし、下手な人が行えば歯石が残り歯周病が治りません。歯周病医と一般歯科医では中程度の歯周病でさえ一般歯科医では歯石を40%近くも取り残すことが報告されています。歯周病が進行すれば歯が失われます。歯周病をしっかり治すために院長は日本歯周病学会・歯周病認定医であり、歯周病治療・予防に力を入れています

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