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今日本では米不足も言われていますがみなさんが一番食べているであろう食物は“とうもろこし”かもしれません。いやいや、とうもろこしそんなに食べないよというかもしれません。とうもろこしはコメや小麦と並んで3大穀物の1つです。様々な気候に適応し収穫率も高くとうもろこし1粒から約800粒の収穫が可能です。日本ではとうもろこしは茹でたり焼いたりする甘味種が思い浮かばれますが、世界的に見ると直接食べる分は4%ほどでほとんどが家畜の飼料やコーンスターチの製造に利用されています。なかでも飼料用には、全生産量の64%をしめるといいます(2009年)。ここに大豆粕や魚粉等を加えて家畜の餌として与えています。現在、日本では年間1人あたりコメ58.5kg、小麦31.8kg食べています。一方とうもろこしは、約100kg消費しています(平成21年度食料需給表)。そう、とうもろこしを、牛、豚、鶏などを介して食べています。ハンバーガーの牛肉はとうもろこしで育ちます。フライドポテトの油はコーン油で、コーラの甘味はとうもろこしを原料とした異性化糖でつくられています。食肉文化の背景にはとうもろこしが欠かせません。
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