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唾液減少と認知機能

口の渇きが気になる方も少なくないと思いますが唾液分泌の減少が認知機能に関係するかを調べた研究報告がありました、東京科学大学・明海大学の共同研究です。唾液腺を摘出し唾液分泌が減少したマウスを用いて認知機能テストを行った結果、海馬(記憶や空間学習能力に関わると考えられている脳の器官)に関連するスコアの低下が示され、唾液分泌量の減少が認知機能を低下させる可能性が示唆されました。臼歯を抜いたり削ったりして咀嚼困難な状態が学習能力や空間認知機能に影響を与える報告はされています、咀嚼が唾液分泌量増加に関係しますが唾液線を摘出しているので、本研究では咀嚼による影響はないと考えられます。咀嚼だけでなく唾液そのものが認知機能に関係するのでしょうか?口、乾いていませんか?飲み込みにくさ・ムセありませんか?

当歯科室では唾液腺を鍛えるマッサージ、飲み込みの改善などもお伝えしています。お気軽にどうぞ

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