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東北大学の研究報告です。糖尿病は日本だけでなく世界的にも患者数の多い疾患で、様々な合併症に繋がります。また、歯周病は糖尿病の危険因子の一つであり糖尿病の進行に影響を与えることがわかっています。
今回、歯周治療と人工透析への移行リスクを99,273人のデータを用いて分析しました。分析の結果、歯科受診をしていない人と比較して、1年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で32%、半年に1回以上の歯周治療での歯科受診をしている人で44%、人工透析への移行リスクが低いことが明らかとなりました。お知り合いで糖尿病がある方がいらしたら、ぜひ歯周病の歯科受診を勧めてあげてください。その一言がその方を救います。当歯科室はこの地域数少ない歯周病認定医として歯周病治療・予防に力を入れています。